初診の患者様で、「今日はお口のクリーニング、歯石を取ってください」と最初から希望される方があります。吉田歯科ではこのご要望にこたえられないことがあります。開業当初は歯石を見つけたら、初診から除去することもありました。しかし、15年前から当院で、歯周内科治療を取り入れてからは先ず、患者様の歯垢を位相差顕微鏡で調べて、歯周病菌がいれば薬で除菌を行い。歯周病菌がお口の中に無い状態にしてから歯石除去を行います。この方法は理にかなっています。それは、お口の中に歯周病菌がいなくなると、あら不思議、歯石除去をしてもあまり血が出ません。歯石を取る歯科衛生士さんも痛みを少なく確実に歯石を取ることができるし、患者さんも血まみれにならず楽に歯石を取ってもらえるのです。近年、お口の中の歯周病菌が血管を通じて、脳や心臓にまで運ばれることが分かってきました。この点から見ても歯周病菌が、お口の中にうじゃうじゃいる状態で歯石を取るのは危険なのです。以上のような理由で吉田歯科では初診では歯石は取りません。除菌も含めて、お口の中の全体を診察させていただいてから後日、歯石除去、クリーニングを時間をかけて丁寧に行います。ご協力、よろしくお願いいたします。